んぐのルーズリーフ

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瞬間部分積分について簡単なご説明

円周率 π と言うのを恥ずかしがる女子。かわいい。


どうも、るりんぐです。



今日は瞬間部分積分について話したいと思います。


まず、部分積分とは

{ \displaystyle
\int f(x)g(x) dx = F(x)g(x) - \int F(x)g'(x) dx
}

こういうことです。 具体例をみると、

{ \displaystyle
\int xe^{-x} dx \\ = -xe^{-x} - \int 1 \cdot e^{-x} dx \\ = -xe^{-x} + e^{-x}  \\ = (1-x)e^{-x}
}


一方を先に積分して、もう一方をあとから微分するんですね。

これで、(積分しても複雑にならない)×(微分したら簡単になる)の積分ができるわけです。 しかし、

{ \displaystyle
\int x^{2}e^{x} dx
}

のようなものは2回部分積分を適用しなければなりません。

真面目に式を書いていると面倒くさいです。

そこで、以下のような表を利用してみます。

f:id:luling:20180321035309p:plain

微分の方には、微分したらどんどん簡単になっていくものを書いて、下に下にどんどん微分する。

積分の方には、積分しても複雑にならないものを書いて、下に下にどんどん積分する。積分微分より一回多く計算する。

そして、ナナメの方向につなげて掛け算して、上から+,-,+,-,....と順に付与する

あとは、それを足し合わせるだけ。


まあ所詮は真面目に書いていたものを、略して書いてるだけだけどね。

でもこっちのほうが確実に速い。


「USA式部分積分」とかとも言うみたい。


かなり汎用性が高いのは分かると思うけど、logとか絡んでくると無理なので注意。


適当説明なので、分からなければ別サイト参照。




最近唇の乾燥が酷いのですが、リップクリームとか買ったほうが良いんですかね。唾液で濡らすのはあまり良くないようですが。


それではまた。